適度な運動量について

生活習慣病の予防を目的に運動する場合、運動の強度が適切であることが大切です。競技成績が目的ではないので、体に大きな負担をかける必要はありません。しかし反対に、、運動の効果は得られにくくなります。それでは一体どの程度の運動を適度な運動と考えれば良いのでしょうか。

一般的に、生活習慣病の予防や改善を目的とした運動では、1日あたり200から300キロカロリーのエネルギーを消費するのは適当とされています。300キロカロリーのエネルギーを消費する運動と言うと、体重60 kg の人は嫌や早い速度で歩くのが一般的なウォーキングのペースデス。一分間に100メートルほど進むくらいの速さで、1時間ぐらい歩き続けた場合に相当します。運動の強度で見た場合、少し息が弾むけれども会話は続けられるくらいがちょうどいいレベルなのです。運動の強度は心拍数を目安として計算することができます。

従って、持っている運動能力人さまざまであり、各自の運動習慣や年齢などによって全く異なってきます 。
また最大心拍数を正確に求めるには医療機関などで運動負荷テストを受ける必要がありますが、そのために医療機関に行くのは大変です。そこで220から自分の年齢を引いた数値が概ね最大心拍数に相当すると考えれば良いでしょう。

運動を始めて5分くらい経過したところで、脈拍を感知しやすい、首、肘の内側、手首などで脈を取って心拍数を測ります。一分間の心拍数が基本ですが15秒間数えその数値を4倍しても構いません。目標とする心拍数より多ければ運動のペースを落とし少なければベースをあげると良いでしょう。

メッツとは

運動に関わる話題の中にメッツとかエクササイズというような言葉が近年用いられています。これらは身体活動の強度や量を示す単位のことです。メッツとは、運動、労働、火事と言った、身体活動の強度を表す単位で安静時を基準としてその何倍に相当するかで活動の強度を表しています。座って安静にしている状態を1メッツとして、普通に歩いているときは3メッツジョギングをしている時は7メッツといった形で運動の強度を示します。

エクササイズとは

エクササイズは、行なった運動活動の量を示す単位で、彼にある運動を行ったとしたらその運動のメッツ数に実施した時間をかけて算出されます。3メッツの運動を1時間30分続ければ、3*1.5=4.5エクササイズとなります。
厚生労働省では健康維持のために適切な身体活動のあり方をメッツとエクササイズを用いて設定しています。「強度3メッツ以上の活発な身体活動を週に23エクササイズ以上行いそのうち4エクササイズ以上の活発な運動を行うこと」メッツやエクササイズはまだ一般的には馴染みの薄いものですが今後様々な場面で利用の機会が広まるでしょう。