乳がん

乳がんのほとんどが乳管癌です

乳がんは乳房にできる悪性腫瘍です。乳房の中には乳腺と言われる組織があります。乳腺は、乳汁をつくる「腺胞」という小さな腺組織の集まりでぶどうの房のようになっていてそれぞれが乳管で連絡されています。乳がんのの約90%は乳管から発生する乳管癌で、他に「腺胞」から発生する小葉癌や乳頭に発生する乳房パジェット病などいろいろあります。

乳房の硬いしこりが特徴

乳癌の症状

乳がんは乳房にできたしこりを触れて発見されることが最も多く、他に乳頭からの血性分泌、乳頭やその周辺のただれ、乳房・乳頭の変形などがきっかけで発見されることもあります。

乳房にできるしこりの特徴

乳がんは乳房の中に固いしこりがあり触れますが、その状態はまちまちです。動きにくいものから、クリッとしてよく動くものまであります。
表面がツルツルで丸くよく動くものは良性腫瘍との区別が必要です。
乳がんの場合は一般にやや硬めの乳腺の中に境界がはっきりしないしこりを触れることが多いようです。
しこりを押した時の痛みはほとんどなく、あってもあまり強くはありません。
乳房の大きさにもよりますが、脂肪の豊かな人の場合はやや強めに触らないとしこりの状態がわからないこともありますので注意が必要です。

しこり以外の特徴

乳頭の血行分泌
癌からの出血が入館を通って乳頭に出てくるもので乳頭直下の早期癌の場合は比較的多くしこりを触れないことがあります。

乳頭の変形

乳頭直下やその近くに癌ができると、癌の周りの組織が惹きつけられて乳頭が凹んだり変形したりします。

皮膚のへこみえくぼ現象

乳がんが皮下組織やクーパー靭帯に浸潤するとその心情の皮膚がひきつれへこみます。これは鏡の前でゆっくりと腕を上げ下げしてみると分かります。また親指と人差し指でしこりをつまむとしこりの心情の皮膚のへこみえくぼのようになることがあります。これは乳がんに見られる特徴的な現象で「えくぼ現象」と言われています。

オレンジ皮様皮膚

乳がんが進行しこうはんいに浸潤してくると、乳房の皮膚が赤く腫れぼったくな、ちょうどオレンジの皮のように毛穴の凹みが目立つようになります。もっとうがんが進行し、小さなぶつぶつが盛り上がり、さらに進行すると、海洋を作ったり不快な臭いや出血が見られるようになります。オレンジ皮様皮膚の変化は炎症性乳がんにも見られます。

普段から気をつけること

女性にとって美しい乳房が、乳がんというとても恐ろしい病気になりやすいと言う、極めて 理不尽な話なのですが、 これまでにたくさんの方が乳がんで亡くなられています。近年は早期発見早期治療が確立してきていますので、健康診断や人間ドックを定期的に受診するようにしましょう。