肝硬変

肝硬変とは肝臓に起こった炎症の結果、障害された肝臓に線維化が起こり肝臓が硬くなった状態で慢性肝疾患が最後に行き着くところです。しかし肝硬変だからといっても重症でなければ普通に生活はできますし、病気の進行を抑えることもかなりできるようになりましたのでむやみに悲観することはありません。肝硬変といえばかつては死に至る代名詞のような病名でした。しかし食事療法、運動療法、薬物療法などによって肝硬変を患った患者さんでも多くの方々が回復に成功しています。

有名人を例に挙げると、将棋の林葉直子さんが肝硬変を煩い余命いくばくと言われたようですが、かなり回復して元気な頃の表情が戻ってきているようです。林葉さんは不倫騒動の後、親の借金を背負い自己破産をしたなど壮絶な人生 を送っています。そして飲酒量が増えたために肝硬変を患い、体重が38キロまで減ってしまい、美人だった顔は、まるで別人のような醜い表情になってしまいました。そこから回復に成功しているのです。回復といっても完全に治ったわけではありませんので、今後も日常生活に気をつけていないと再発の危険がありますので注意が必要でしょう。

そんな肝硬変の症状についてです

肝硬変の症状・原因

初期の肝硬変は特徴的な自覚症状はありませんが進行して肝臓が十分の働きをすることができなくなると腹水、か半身のむくみ、黄疸、意識障害などの症状が現れていきます。その他痙攣なども比較的肝硬変に特徴的な症状です。他覚症状としてはクモ状血管腫、手掌紅斑、女性化乳房、腹壁静脈怒張などがあります。

治療

食事療法と運動療法、薬物療法による治療を行います。 特に運動療法については、以前は肝硬変では過度の安静を強いられることが多かったのですが、最近では腹水や意識障害がなければある程度の運動が必要であるというように変わってきています。これは肝臓の働きのお家でもアンモニア処理頭処理などの機能を観光編の人出は骨格筋が代行することが明らかにされたためです。骨格筋はタンパク質の貯蔵庫として重要なので、安静にしていて筋肉が痩せたり、体内のタンパク質が減少するのを防止するためです。従って肝硬変では慢性肝炎と同じようにウォーキングなどの運動をすることが重要です。

意識障害

肝硬変の意識障害は血液中のアンモニアが増加することが原因です。肝臓の機能が低下するとアンモニアの処理ができなくなるため血液中にアンモニアが増加するのです。アンモニアは食物を食べると腸管内の細菌がアンモニアを発生させますから食事中のタンパク質を制限するとともに合成二糖類と言われる一種の下剤を用いて余分なタンパク質の排出を促進します。