ヘアドライヤーによる電気コードからの火花や、髪の毛が吸い込まれるなどのトラブルが続出しています。

一般家庭に広く普及し日常的に使用されているヘアドライヤーですが2011年から2015年度の間にヘアドライヤーに関する相談が、毎年100件以上独立行政法人国民生活センターに寄せられているそうです。

この中には危害や危険情報が毎年50件から70件程度含まれており、電気コードの付け根から火花が出て火傷をしてしまった、あるいは髪の毛が吸い込まれて取れなくなりハサミで切ったなどの事例があるとのことです。

私たちに身近な電化製品として基本的な使い方が分かっている製品であっても、使用や保管時の取り扱い方によってはケガなどのトラブルが発生することがあります。

この機会にヘアドライヤーの使い方を見直してみましょう。

ヘアドライヤーに関する危害や危険事例が366件寄せられた中で、発煙、発火、火花の発生等に関するものが305件ありました。

事例1

ヘアドライヤーを温風で使用していたところ、突然本体に近い部分から火花が散りコードが黒く溶け断熱してしまった。腕に軽いやけどをした。
2015年8月30代女性

事例2

小学校4年生の娘がヘアドライヤーを使用中に、本体と電気コードの付け根部分がショートし発火して火傷をしてしまった。
2015年2月40代男性

事例3

ヘアドライヤーを使っていると吸い込み口から40~50本ほどの髪の毛が吸い込まれ、巻き込まれてしまった髪を外すことができなくなった。
2015年11月60代女性

事例4

1年以上前から使用中のヘアドライヤーで、娘が使用中吸い込み口に髪の毛が吸い込まれて外せなくなり動かなくなった。
2013年5月50代男性

ヘアドライヤーによるトラブルの多くは電気コードのねじれが見られました。中には元に戻すことが困難な強いねじれが生じていたヘアドライヤーもありました。
電気コードの中は、細い電線があり、コードがねじれることによって電線が断絶してしまう危険性があります。使用した後には必ず電気コードのねじれを元に戻しておきましょう。

また、電気コードの内部の導線を調査したところ47台のうち4台の電気コードの付け根付近に損傷が見られました。導線の損傷が最も大きかった1台を動作させたところ、開始5分後に損傷部付近の表面温度が80度まで上昇した。

ヘアドライヤーによるトラブルを防ぐためには

1.本体にコードを巻きつけないようにする

2.異常が見られた時は使用をやめましょう

3.髪の毛は吸い込み口に近づけないようにしましょう

4.取扱説明書をよく読みましょう

5.耐用年数があります。古くなってきたら買い替えを検討しましょう