糖尿病は、血糖値ヘモグロビンと(A1c)の値が一定の基準を超えている状態を指す疾患です。

糖尿病疾患の90%は予防が可能な病気で、糖尿病の予防や軽減には、バランスの取れた健康的な食事、適度な運動適切な体重管理、禁煙が有効です。

世界中の有病率は9%、3億4700万人を占めています。

2012年は150万人が糖尿病により死亡しています。

糖尿病による死者の80%は中低所得者であり世界第7位の病気として推定されています。

糖尿病は、その原因については、完全には明らかにされていません。

遺伝的に、糖尿病になりやすいタイプの人が、糖尿病になりやすいような生活習慣を送ることによって、発症すると考えられています。

糖尿病の症状

糖尿病患者は、自覚症状がないと考えられぬことが一般的です。

手足のしびれや便秘などが、実はあります。

しかし、特別な症状と考えずにいないことが多いです。

血糖値が、高くなっていくと、口渇、多飲、多尿という典型的な症状が現れます。

これらの症状は、血糖値が高いことをそのまま反映した症状ですので、治療により血糖値が低下することによってこれらの症状は収まります。

しかし、血糖値がさらに高くなると、重篤な糖尿病性昏睡をきたし、意識障害や腹痛などをきたすことがあります。

また、発症初期に急激に血糖値が上昇した場合は、体重が減少することが多いです。

命への影響

日本における死因第一位は悪性新生物、第二位は糖尿病などの血管障害、第3位には感染症、糖尿病性昏睡と報告されています。

また、血糖コントロールの良否が死亡時年齢に影響を与え、男性で2.5歳女性で1.6歳短命となっています。

さらに糖尿病患者の平均死亡年齢は、男性68歳、女性71歳で、日本人の一般の平均寿命に対し短命となっています。

アルツハイマー型認知症

糖尿病は、アルツハイマー型認知症のリスク要因となっています。

運動不足などが原因とされるアルツハイマー型認知症の原因ともなっています。

日本の有病率

日本における糖尿病の患者数は、増加する一方、700万人程度まできています。

境界型糖尿病、いわゆる糖尿病予備軍を含めると2000万人にも及ぶと言われています。

厚生労働省の発表によると、2006年の調査データでは日本国内で糖尿病の疑いが強い人は推計820万人でした。

糖尿病の都道府県別ランキング

全国の死亡率の都道府県ワースト第一位は徳島県です。

徳島県では二十歳以上の男性の40%近くが肥満体であり、全国平均の28%を大きく上回っています。

徳島県を筆頭に、第二位鹿児島県、第三位福島県、第四位鳥取県、第五位青森県がワーストフ5となっています。

糖尿病発症に関する原因

1、肥満
2、喫煙
3、運動不足

糖尿病について

筋肉労働や激しいスポーツをしないとか、多量の米飯を摂取することで、糖尿病リスクを上昇させていることが報告されています。

亜鉛の欠乏が、糖尿病の発症リスクを高めるという報告があります。

女性では果汁飲料などの清涼飲料水の摂取が多いこと糖尿病の発症リスクが高いと報告されています。

多量の清涼飲料水の摂取は、急激な血糖値、インスリン濃度の上昇をもたらし、インスリン抵抗性にもつながる可能性が指摘されています。

野菜や果物の摂取は、糖尿病発症リスクとも関連は認められていません。

男性の肥満体もしくは、喫煙習慣のある人では、野菜、特にアブラナ科の野菜を多く摂取しているグループで糖尿病リスクの若干の低下認められています。

コーヒーをよく飲む人たちでは、糖尿病発症のリスクが、低くなる傾向が見られています。

一方、糖や炭水化物中心の食生活を繰り返すことにより、インスリン分泌過多を繰り返すことによるインスリン抵抗性となり、尿に糖が排出されることが分かっています。

果物の摂取は、発症リスクを低くしますが、ジュースにした場合は、逆に発症リスクを高めることが分かっています。

睡眠は8時間程度が望ましく6時間を切ると糖尿病のリスクも高まっているという研究結果があります。